細菌が原因でアトピー性皮膚炎になる

アトピー性皮膚炎は細菌の増殖かもしれないと研究機関が発表しました。

アトピー性皮膚炎を研究しているアメリカの国立衛生研究所と慶應大学などのグループが
発表した事実によると、「黄色ブドウ球菌」「コリネバクテリウム」がアトピーに関係があるそうです。

 

 

アトピー性皮膚炎は細菌が原因なのか?

 

 

マウス実験ではこの2つが異常に増えることを突き止めたと言われており、抗生剤の投与で
細菌が増えないようにした結果、マウスがアトピー性皮膚炎を発症しなくなったと言うことです。
また投与を止めるとアトピーを発症したと言うことで、興味深い内容となっています。
ただこの研究結果は既に日本でも発表されていると言ううわさもあり、結局は未解決のままとなっています。

 

 

直るまで抗生剤を人も飲み続ければよいのか?
と単純に思いますが、この流れはステロイド依存と同じ気がしていますので、副作用を含め良き方向に
解決することを願います。相当な時間がかかりそうですね。
タンパク質成分のペリオスチンと話題的に似ていますが、早く結果を出して欲しいです。

実は昔からアトピー性皮膚炎は細菌の増殖と知られていたようです。

アトピー性皮膚炎のニュースを調べていくと、ずいぶん昔から皮膚上で細菌の繁殖が解って
いたと書かれた医師のレポートがありました。
これを見て少しガッカリしましたが、解っていたにも関わらず現在も対処療法しかない現実に
困惑です。もう少し、どの程度まで研究が進んでいるのか知りたいと思うのは私だけでは無いはずです。

 

 

治験などが進んでいるのか知りたいです。
治験とは医薬品の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験
何ですが、これにも製品化される前までに段階があります。

 

  • 第I相試験(フェーズ I)
  • 第II相試験(フェーズ II)
  • 第III相試験(フェーズ III)

 

フェーズUまで進んでいれば良いですが、ただ発表されても期待をするだけですよね。
臨床について詳しくはありませんが、結果的に早くお薬が出る事を期待しています。

悪玉菌が皮膚上に在中するからアトピーが再発する

皮膚上に悪玉菌がいるのでアトピーが再発します。
しかし、直っても同じことを繰り返すと言うことは死滅するわけでは無いと思われます。
調べてみると肌にはバランスがあり、善玉菌と日和見菌、悪玉菌がありそのバランスを
保つことで健全でいられるようです。

 

 

アトピー性皮膚炎は細菌が原因なのか?

 

 

だから皮膚の洗いすぎや皮脂に異常があれば、そこからバランスが崩れてくるそうです。
酷くかきむしるとバランスが崩れてアトピーになるのもその辺りの影響みたいです。

 

 

対処するには低刺激の石鹸などがよいみたいです。
また消毒で悪玉菌(雑菌)を殺してしまうのも限度がありますから、様子を見ながらケアをする事が必要でしょう。
あまりにも酷い場合は皮膚科を受診されることをお勧め致します。

アトピー性皮膚炎のかゆみの原因を発見か?

アトピー性皮膚炎のかゆみの原因を発見かしたとネイチャー・コミュニケーションズに掲載された
九州大生体防御医学研究所の研究グループが話題のようです。

 

 

アトピー性皮膚炎の患者では、リンパ球の一種から分泌されるインターロイキン31(IL31)という物質が血中に
異常に増えていることが分かっているそうなので、IL31を解明すればよいと言うことみたいです。
マウス実験により増えるたんぱく質が解っているそうなので、解明まじかのようです。
ただアトピーの原因だったり、研究結果だったり、新薬だったりとニュースはたくさんありますが、中々その先に
到達したニュースは出てこないのが現実のようです。

 

 

ただアトピー性皮膚炎のかゆみは、かけばかくほどに悪化する傾向があります。
人との作りがそうなんですが、乾燥することが良くないのは解っていることなので、乾燥させないために自分でできる保湿は常にするとこが必要です。
蕁麻疹などでは抗ヒスタミン剤などが使われますが、アトピーの場合は効果が得られないこともあるため、アレルギーとして対処するにも困難な場合があります。
自分の体と付き合う工夫も必要だということでしょう。